’24-01-24 会長挨拶北村淳

 先週の地区職業奉仕委員長の卓話はいかがでしたでしょうか?会員ひとりひとりがそれぞれの職業に就ているので、それぞれの職業ごとに高潔性と高い倫理基準があるのではと思います。本日は具体的にそれらをどう実践しているのかなどを共有していただければと思います。各グループでのディスカッションをよろしくお願いいたします。

 私からはクラブで出来る職業奉仕について幾つかの事例を紹介したいと思います。クラブは職業を持っていないので職業奉仕は出来ない、と言う人がいますが、そうではありません。クラブには個人だけでは出来ない職業奉仕があります。いくつかの事例を見てゆきたいと思います。

*職業奉仕月間で職業奉仕を考える
 :今まさに実践しているところです、やり方はいろいとあるかと思います。今年はそれぞれの職業奉仕を深掘りしてみる企画としました。

*各会員が互いの職業について学び合う
 :各会員が自分の職業についての卓話を行う。他の会員の職業についての理解を深める。意見交換をする。

*職場見学
 :職業奉仕の定番(?)、これまでクリーンセンターや学校、病院などの見学を行いました

*若い人への職業情報
 :若い人にさまざまな職業の内容を伝え、職業選択の参考にしてもらう、(進路指導は学校で行う)

*職業奉仕賞の贈呈
 :職業奉仕賞を贈り職業奉仕への意欲を讃える

*職業セミナー
 :職業上の知識や経験・体験談を伝える、明星大学の授業など

*事例研究
 :具体的な職業上の事例を元に皆で話し合いを持つ

*NPOとパートナーシップ
 :専門家としてアドバイスなど

*職業分類表の見直し
 :職業分類表を時代のニーズに合わせる、当クラブではクラブ強化委員会が担当

*国際的レベルでの職業奉仕
 :ロータリーの職業研修チーム(VTT)

など、他にも可能性はあると思います。

 職業奉仕は基本的には個人個人が行うもの(I serve)ですが、各人の職業スキルを奉仕に生かして、クラブとしてはこのような職業奉仕が出来るのではないかと思います。今後とも様々なアイディアを検討し、会員の職業上の手腕を発揮できるようなプロジェクトを開発してゆきましょう。

’24-01-17 会長挨拶 北村淳

 1月は職業奉仕月間ということで、今週から3週に渡って職業奉仕関連の例会を開催いたします。第1回目の今日は地区職業奉仕委員会から梅澤委員長にお越しいただきまして「人にはそれぞれの職業奉仕」ということでお話をいただきます。第2回目の来週は「人にはそれぞれの職業奉仕」の卓話を元に「私の職業奉仕」をテーマにグループディスカッションを行います。そして第3回目で各グループの発表を行うという流れです。詳しい内容は吉田職業奉仕委員長から説明があるかと思います。

 私からは「ロータリーの目的」を職業奉仕の視点から見てみたいと思います。皆さんご存知の「ロータリーの目的」ですが、ロータリーの金看板である職業奉仕のことが書いてあります。活動計画書をお持ちの方は最初のページをご覧ください。

 ”ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理想を奨励し、これを育むことにある。”

この”意義ある事業”を皆さんの職業である事業に置き換えてみると分かりやすです。

 ”ロータリーの目的は、皆さんの事業の基礎として奉仕の理想を奨励し、これを育むことにある。”

具体的に次の4項を奨励することにある、とあります。

 第1  知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること;

この項は顧客を広めることによって職業奉仕の機会とすることと読めます。顧客が多くなれば自ずと職業奉仕の機会も増えてゆきます。

 第2項が一般的に職業奉仕の土台と言われており、3つのことが書かれています。

 *職業上の高い倫理基準を保つこと

 *役立つ仕事はすべて価値あるものと認識すること

 *社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものとすること

この3つです。ロータリーでは、高潔性と高い倫理基準が重視されています。その中でロータリアンによって生み出されたのが、「四つのテスト」と「ロータリアンの行動規範」の2つで、職場や生活のあらゆる場面で倫理的行動を実践するための指針となっています。「四つのテスト」は皆さんご存知です。「ロータリアンの行動規範」は、ロータリアンとして、私は以下のように行動する。ということが書かれています。

 第3 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること;とあります。ここで重要なのは、個人として、日々、実践する、(I serve)というところです。

ロータリーの創始者ポール・ハリスは、その自伝「ロータリーへの私の道」の中で「ロータリーの会員は、そのひとりひとりが、自分の職業とロータリーの理想とを結ぶ環である」と書いています。クラブ会員は自己の職業の代表者としてロータリークラブに入会したのですから、同僚ロータリアンに対しては自己の職業の代表者となり、ロータリアン以外の人、特に職業上の知己に対してはロータリーの精神を代表する責務を負います。この二つの責務が職業奉仕の基盤となります。このように考えると、ロータリーの他の奉仕部門がクラブ会員全員による協力活動(We serve)を強調しているのに対して、職業奉仕はロータリアンひとりひとりが職業に携わっている中で自ら奉仕する(I serve)ことを主として強調しています。多くの奉仕団体がWe serveであるのに対して、ロータリーはI serveを基盤としているところが大きな特徴となっています。

 第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

ロータリーは国際的な組織ですから、ロータリー財団を通じての職業奉仕プログラムがいくつかあります。ロータリーの職業研修チーム(VTT)などです。

 このように「ロータリーの目的」を職業奉仕の視点から見てみると、ロータリーの職業奉仕の目指しているものが見えてくると思います。職業奉仕は一人一人が高潔性と高い倫理基準を持って日々実践してゆくものです。本日の地区委員長のお話と合わせて一人一人が考えを深めていただければと思います。

 次回来週は、クラブで行う職業奉仕について見てゆきたいと思います。

’24-01-10 会長挨拶 北村淳

 新年あけましておめでとうございます。

 年末年始は皆様いかが過ごされたでしょうか?1月8日(月)までゆっくりと出来たのではないでしょうか。一年の計は元旦にあり、ということで今年の計画を練った人もいると思います。

 今年2024年は昭和99年になる年です。ここに居る皆さんは昭和生まれですし、多かれ少なかれ昭和の時代を引きずっているのかと思います。昭和から平成を経て令和の時代になりました。ここ数年のコロナ禍を経て、社会が大きく変化してきているのを感じています。働き方改革ということでDX化が進み、ペーパーレス化が進んでいます。紙の年賀状は今年で最後という人も多く見かけます。またAIが年々高性能になり実用化してきました。会長挨拶もAIを利用して書けるかもしれません。また耳の痛い人もいるかもしれませんが、ロータリーでも会員の皆さんがMy Rotaryに登録しWebページを見ることを奨励しています。「適応力を高める」というのもロータリーの戦略計画の一つです。「適応力を高める」には、変わりゆく世界の傾向に追いつくため、構造と文化を進化させなければならない。とあります。ということで、今年は昭和99年という区切りの年で、昭和を卒業して令和の時代に対応したやり方に大変革してゆく年になるのではないかと新年の初めに思いました。

 北村年度もあと半年となりました。後期の予定のご確認です。

 1月は職業奉仕月間ということで3週に渡って職業奉仕関連の例会を開催します。ロータリーの金看板である職業奉仕につて掘り下げて考えて行ければと思っています。

 1月24日に第2回クラブ協議会を開催します。各委員会活動の上半期活動報告と下半期活動報告を共有する場です。

 2月21日には地域交流会を開催します。クラブがますます発展するよう多くの仲間をお誘いください。平成生まれの若い人も大歓迎です。

 後期は奉仕活動が3つあります。4月に多摩川・浅川クリーン作戦、5月にひの新撰組まつり隊士コンテストと翌日のパレード、同じく5月にロータリー奉仕デー・フードドライブです。ロータリーの赤ジャンパーを着てロータリーをアピールしましょう。

 そして今年最大のメインイベント、5月25日~29日シンガポールで2024年ロータリー国際大会があります。行ってきます。5月29日の例会で国際大会のレポートが出来ればと思います。

 6月はゆっくりと1年を振り返り、次の遠藤年度にバトンタッチ出来ればと考えています。

 2024年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

’23-12-20 会長挨拶 北村淳

 本日は沢山の家族の皆様お越しくださいましてありがとうございます。家族の皆様の支えがあってロータリーが成り立っているといっても過言ではありません。ちょうど1年前にもこの席でスピーチをさせて頂きました。1年前は会長エレクトで活動計画書を計画するという時期でした。1月から6月まで次年度の活動計画をつくり、7月から会長年度がスタートしました。そして本日の例会で半分が終わったことになります。これまでの活動を少し振り返ってみたいと思います。

 今年の活動計画書からクラブ戦略計画を掲載しています。クラブ戦略計画はクラブ活動の方向性を示すものです。クラブとしての方向性を会員一人ひとりが意識することによってクラブの活動がより効果的に取組めるようになるものだと思っています。クラブ戦略計画の中にクラブ優先事項があります。一つずつ見てゆきます。

 まず1番目に会員増強があります。今年はロータリーに馴染みの薄い人たちを例会に招きクラブを知ってもらおうということで目玉卓話のあるオープン例会を設定しています。毎回10数人に例会にお越し頂き少しずつでも日野クラブに興味を持って頂いているのではと思います。お手元にお配りしているチラシは次回のオープン例会の案内です。是非お知り合いにお声がけ頂けたらと思います。来年の2月21日には地域交流会を開催します。日野市長をお呼びしての会となりますのでこちらにもお知り合いのお誘いをお願いします。

 2番目は公共イメージです。以前は作成していたのですがここ数年作成していなかったクラブ週報を今年は作成しています。クラブHPに載せると共にpdfでも配信しているので皆さんご覧になっているでしょうか?出来るだけネット上でクラブ活動の情報を配信して行きたいと思っています。

 3番目はロータリーを学ぶということで、昨年に引き続きクラブ研修会を実施しました。ロータリー情報は国際ロータリーHPやロータリーの友から沢山得ることができます。膨大な量があり直ぐには習得出来る量では無いので少しずつ学ぶ機会を作って行きたいと思います。会長挨拶でもロータリー情報を提供して行きます。

 4番目は例会の充実です。これは例会向上委員会を中心に様々なアイディアを実施しています。

 5番目は新たな奉仕事業です。先週のJC次期理事長のお話でJCは毎年事業を立ち上げるとのことでした。RCも毎年事業を立ち上げられれば良いのではと思いました。

 以上がクラブ優先事項でした。節目の機会があるごとにクラブ戦略計画を確認出来ればと思います。本日は忘年会家族会です。大いに楽しみましょう!

’23-12-13 会長挨拶 北村 淳

 早いものでいよいよ次年度が動き出しました。クラブでは先週に年次総会が行われ2024-25年度の役員・理事が決定されました。多摩南グループでは早速に第1回多摩南グループ協議会が行われたようです。この種の会合で話題に上るのはMy Rotaryについてです。

 My Rotaryは皆さんご存知のように国際ロータリーのホームページの中でロータリーの会員だけが見られるページがMy Rotaryです。国際ロータリーのホームページは年々改良されていて使いやすくなっています。My Rotaryのページでは何が見れるのかと言うと、大きくは6つに分類されています。

1,ロータリークラブ・セントラル:
クラブの目標を設定し、達成への進捗を確認できます。今年は18の目標を設定しています。その中から13の目標を達成するとロータリー賞がもらえるというしくみです。

2,補助金センター:
ロータリー財団補助金の申請や管理を一カ所で行うことができます。今後は紙ではなくデジタルでの申請になってゆきます。

3,会員・財団に関するレポート:
会員、寄付、認証などに関するデータのレポートがあります。

4,ラーニングセンター:
特定の役割や関心に沿ってつくられたオンラインのコースや資料があります。今年のPETSではこれが利用されました。

5,ロータリーショーケース:
世界各地の成功したクラブプロジェクトを閲覧できます。奉仕プロジェクトの事例が見れます。

6,ブランドリソースセンター:
広報に使えるロータリーのロゴなどがあります。クラブ会報もここからの資料を活用して作成しています。

 My Rotaryは既に100%登録のクラブもあります。一方、我がクラブでの登録は12月現在58.8%となっています。会員数34人の内、登録が20名、未登録が14名です。今年の7月1日時点でも同じ数字でしたので、この半年間は動きがありませんでした。次年度の準備がスタートしましたので、このタイミングで再びMy Rotaryへの登録者数を増やそうと思っています。次年度阿野幹事とともに登録者数を増やす計画を進めて行きます。具体的には来週の忘年家族会と来年の新年初例会にてMy Rotary未登録者の席を回り登録を進めてゆく予定です。携帯電話でメールアドレスとパスワードがあれば登録することができます。登録の仕方は第2750地区ホームページの「My Rotary」の使い方のページを見ればMy Rotary登録方法が記載されています。ご自身で登録できる方はご登録いただき、そうでない方は例会でご一緒に登録手続きをしたいと思いますのでご協力をよろしくお願いいたします。今年最後のお願いになると思います。また来年新年早々のお願いになるかもしれません。重ね重ねよろしくお願いいたします。

’23-12-06 会長挨拶 北村 淳

 12月は疾病予防と治療月間です。先週小島会員からロータリーの友の認知症の記事紹介がありました。みなさん読まれましたでしょうか?

2022年の日本の65歳以上の高齢者は3,627万人に達し、総人口の29.1%になりました。これは世界一の比率です。2位のイタリアが24.1%ですから、堂々の1位。日本は平均寿命も84.3歳と世界一です。高齢化に伴って認知症の発症者も増える傾向にあり、2025年までに65歳以上で認知症の人は650万人を超え、約5人に1人が発症すると推計されています。と恐ろしいことが書かれています。認知症の原因は数限りなくあり次のものが挙げられています。聴力低下、脳への外傷、高血圧、喫煙、うつ病、社会的孤立などです。ロータリークラブとして、この疾病とどう向き合い、どう行動すればいいのか。その活動事例が紹介されています。

 福井東RCの認知症の人も家族も安心できる地域づくりとして「オレンジハート運動」が紹介されています。全国では、さまざまな病気の啓発のため、シンボルカラーを使ったライトアップイベントが実施されています。乳がん撲滅のためのピンクライトアップ、糖尿病の予防や治療を目的としたブルーライトアップなど。高幡不動尊の五重塔も11月にブルーライトアップされていました。認知症支援活動のシンボルカラーはオレンジです。そこで、このオレンジ色で街の名所を照らし、認知症への理解を訴えようとライトアップを実施しました。事前にクラブ内で認知症に関する卓話を行い、認知症サポーター養成講座を開催しました。5年間にわたり事業を継続しています。ライトアップに加え、県内各所でパネル展や講演会、研修会などが行われました。認知症は、発症した人だけの問題ではありません。家族の問題だけにしてもいけません。地域で支えれば、安心が生まれます。一人一人は小さな「点」でも、活動を続ければ「線」となり、「面」へと広がってゆきます。という奉仕活動が紹介されています。

 調布市仙川に「注文を間違えるカフェ」がオープンしました。認知症スタッフがサービスを行うカフェです。「オレンジデイSENGAWA」が月1回「注文を間違えるカフェ」を運営しています。配膳しやすいよう、軽い食器やトレーなどを用意し、注文票は見やすく書きやすい工夫を取り入れ、運営スタッフがサービスの補助を行うとのことです。このような取り組みが世の中に広がって来ているのを感じます。

 終わりにロータリーの友の記事の松原医師が個人的に思っていることですが、「ロータリアンは比較的認知症になりにくい」という現象があるようです。ロータリーを通じた社会参加が関係しているのかもしれません。また、「はい」「イエス」「喜んで」と言われるようにロータリーにいると色々な役職が回ってきます。それらを通して普段使っていない脳が活性化されるのではないかと思います。認知症予防を兼ねて、今後とも活発なロータリー活動をお願いいたします。

’23-11-29 会長挨拶 北村淳

 今年もあと一ヶ月となってきました。急に寒くもなってきましたので風邪など引かないよう体調管理に気をつけましょう。今日は最近の出来事のご報告です。この時期になるとロータリーでの次年度に向けての準備が始まります。

 まず1つ目は、今年からですが本日2024-25年度第1回会長エレクト研修セミナー(PETS)がオンラインにて開催されています。昨年までは3月に2日間開催されていたものですが、今年は2回に分けて第1回目をオンラインで本日の開催となっています。PETSは次年度会長となるには必須の研修セミナーですので、今頃遠藤会長エレクトは受講していると思います。

 2つ目は、第2750地区の話ですが、ガバナーノミニー・デジグネート確定宣言がありました。昨日決まったばかりの話です。「ガバナーノミニー・デジグネート(2026-27年度ガバナー)に東京クロスシティロータリークラブの武藤英正(むとう ひでまさ)君を指名した」とのことです。 東京クロスシティロータリークラブは昨年までは東京世田谷南ロータリークラブでした。

 他はクラブの話題です。昨日(11月28日(火))から明星大学で経済特講が開催されています。日野ロータリークラブの3週連続の講義で、昨日は小倉会員、来週は山下まんぼぅ会員、再来週は石場会員の講義となっています。多摩地域で起業するということがテーマとなっています。来年1月は職業奉仕月間です。1ヶ月を通して職業奉仕について考えを深めて行きたいと思っています。そこでの話題に繋げられればと思っていますので、時間のある方はご参加をお願いいたします。

 最後に、先週の土曜日に日野市少年軟式野球連盟の令和5年度納会に参加してきました。4年ぶりの開催ということでした。市内20チームの監督・コーチが集まり各チームの紹介などもあり大変盛り上がった会でした。そして翌日は秋季大会閉会式ということで小倉会員に出席をしてもらいました。ありがとうございます。

 本日も1日よろしくお願いいたします。

’23-11-08 会長挨拶 北村 淳

 先週11月3日(文化の日)にひの煉瓦ホール・大ホールで開催されました「日野市市制施行六十周年記念式典」に出席してきました。市制施行は昭和38年(1963年)11月3日となります。式場では大坪市長、古賀議長、副市長、教育長が出席者一人ひとりに対してお出迎えをされていました。

 ありがとう60年 誠のこころで これからも、と書かれたロゴマークが日野市をよく表しています。

 日野市市制施行60周年記念誌が出来ていて、これを見ると現在の日野市の姿が良く表されているなと思いました。東京でありながらなんかホッとする街を深掘りしてゆくという構成で編集されています。日野市というと多摩川・浅川や丘陵地で囲まれ、暮らしのそばに豊かに自然があります。歴史の視点に立つと新撰組ゆかりの地ということで日野宿本陣や高幡不動尊など歴史的建造物も残っています。日野市のお祭りとしては、ひの新撰組まつりを始め、ひのよさこい祭、たかはたもみじ灯路、日野市産業まつりなどがあります。日野の自然としては、湧き水の流れる黒川清流公園、田んぼも用水路もあるよそう森公園、丘陵地の雑木林、川沿いのサイクリングロード、日野産野菜などがあります。のんびり遊べる場所としては、動物と昆虫を展示する多摩動物公園や、京王あそびの森HUGHUG<ハグハグ>や京王レールランドがあります。観光名所としては、高幡不動尊を始め、百草園、日野宿本陣、ふれあい橋、小島善太郎記念館があります。と日野市の主な名所が紹介されています。

 それとともに日野地域未来ビジョン2030も紹介されていました。これは2023年3月31日に策定されたもので、2030年に咲く花(こうなったらいいなという日野の理想)を描きながら、それぞれのヒノタネ(2030年に向けてのアクション)を育てあうことで、花がたくさん咲く地域を目指す参加型プロジェクトです。スローガンは「しあわせのタネを育てあう日野」。立場や世代を超えて日野市に関わるすべての人と、未来の日野へ向かうための問いを分かちあい、共に考え続け”タネ”を育てあい、2030年の日野にたくさんの花を咲かせたい、という思いです。この未来ビジョンは、29の花、17の問い、5つの行動指針で構成されています。5つの行動指針を紹介します。1,未知を面白がる、2,自分らしく働き続けられる、3,次の世代につなげる、4,ごちゃまぜの場を増やす、5,自分たちでつくる、となっています。詳しい内容は日野市のホームページに掲載されていますのでご覧ください。

 東京日野ロータリークラブもまもなく60周年を迎えます。この日野市の60周年記念の取り組みをクラブの60周年に生かして行ければと思いました。

’23-11-01 会長挨拶 北村 淳

 本日はオープン例会ということで、たくさんの方にお越しいただきありがとうございます。たいへん華やかな感じの例会になって感謝しております。

 先週は親睦旅行ということで日帰りで栃木県に行ってきました。先ず、大谷資料館へ行き巨大な採掘場跡地を見学しました。それからお昼は宇都宮餃子の食べ放題、その後、蔵の街栃木へ行き「蔵の街遊覧船」に乗ってきました。秋晴れの良い天気で充実した一日となり親睦も図れました。ご参加の皆様はお疲れさまでした。

 11月はロータリーや日野市内の各種の行事がたくさんありますので皆様と共有したいと思います。

*11月3日(文化の日):日野市市制施行六十周年記念式典が午前10時より、ひの煉瓦ホール大ホールで開催されます。東京日野ロータリークラブ会長として出席してきます。

*11月7日(火):第2750地区のクラブ代表者会議が学士会館で開催されます。昨年度の会計決算の承認が主な議題となっています。直前会長が出席するのが慣例となっていますので、松浦直前会長よろしくお願いいたします。

*11月11日(土):第57回日野市産業まつりが日野市市民の森ふれあいホールで開催されます。4年ぶりの開催になります。午前9時30分からの開会式に東京日野ロータリークラブ会長として出席してきます。

*11月12日(日):日野市国際交流協会30周年お祝いの会・おたのしみ会が開催されます。13時からイオンモール多摩平の森3階イオンホールで開催されます。こちらにも参加してきます。

*11月13日(月);多摩南グループ・インターシティミーティングが15:30より京王プラザホテル八王子で開催されます。八王子・町田・日野の11クラブが集まる会合です。こちらは例会振替となっています。

*11月29日(水):2024年−25年度第1回会長エレクト研修セミナー(PETS)が10:00~16:40オンラインで開催されます。昨年までは3月に2日間行われていたものですが、今年は2回に分けて第1回目を11月に開催することになりました。次年度会長の遠藤さん、よろしくお願いいたします。

以上となります。今日も一日よろしくお願いいたします。

’23-10-18 会長挨拶 北村淳

 10月7日(土)~9日(月)の3日間、RYLA2023が開催され、日野クラブからは夛田凜さんを受講生として推薦・スポンサーをしました。私も7日(土)と9日(月)に参加してきましたのでご報告します。

 RYLAは国際ロータリーのプログラムのひとつで地区のRYLA委員会で行っています。例会とは別の場所で行なわれているので馴染みがないかもしれませんが、毎年開催されているプログラムです。RYLA=Rotary Youth Leadership Awards ロータリー青少年指導者養成プログラムと言います。2750地区では、受講生は18歳以上30歳以下で各クラブから推薦を受け、選考に通った人が2泊3日のプログラムに参加します。今年は38名の受講生が参加していました。

 プログラムは1日目に基調講演が2つあり、その後1日目の夜と2日目にかけてセッションが4つあって、3日目に受講生一人ひとりの5分間のスピーチがあるという内容です。基調講演Ⅰは元プロ野球の西岡剛さんで、プロ野球に入り大リーグに入るのに、いかに夢を実現してきたか実体験のお話でした。基調講演Ⅱは難民支援をしているNPO法人WLEgee代表の渡部さんで、答えのない世界で難民支援の活動をどう進めてきたかの話でした。

 今年のRYLAは「夢を叶えよう」がテーマとなっており、この3日間で様々な人の話を聞いたり、話し合うことで受講生は自分の生き方を見直す機会となったようです。そして3日目に受講生一人一人が自分の夢を語るスピーチがありました。受講生のスピーチを聴いていると、みなさんより良い社会をつくるために夢を持ってそれを実現するためにどうするのかを熱意を持って考えていることが伝わってきました。

 ロータリーではこのような素晴らしいプログラムがあることを知っていただきたくお話をさせていただきました。