’23-08-02 会長挨拶 北村 淳

8月のロータリー特別月間は、会員増強・拡大月間となっています。

昨年のIMでは「10年後の我がクラブ」ということで動画を作成しました。10年後にクラブはどのようになっていたいかというビジョンを描くものでした。その時に10年でクラブはどのくらい変化するものなのか?と疑問に思い、これまでのクラブの10年はどうだったのかを調べてみました。

2022年7月松浦年度が始まった時の会員数は31名でした。その10年前の2012年7月小倉年度の会員数も31名です。一見増減もなく現状維持に見えます。しかしながらこの10年で会員の中身が大きく変化しました。小倉年度の31名中、現在残っている会員は11名で20名の会員が退会されました。この10年で約2/3の会員が入れ替わっています。10年間で平均すると毎年2名が入会し2名が退会したという計算です。退会者をもう少し少なくすれば会員数は増えていたであろうと思われます。

先ほどの例は2012年と2022年を取り出した数字であって、実際には2015-16年度に創立50周年があって「創立50周年に会員数50名」を合言葉に2013-14年杉田年度に会員増強をしました。私が入会したのはちょうどその頃で、2013年4月から12月の間に7名の会員が入会しました。その結果、2016年の創立50周年事業の頃には会員数が最大で39名となりました。

大きな記念行事が終わってからは皆さんご存知の通り順調に右肩下がりの会員数が続いています。2016年の39名から2022年までの7年間一度も会員数が増えることなく推移してきました。そして昨年の2022年7月には31名からスタートしました。

会員数31名は危険水域の数字です。事務所の固定費などは会員数に関わりなく支払う費用なので、会員数が少なくなると奉仕活動にかけられる金額が少なくなってしまいます。

今年からは昨年までのコロナの影響がほぼ無くなりましたので、古き良きクラブの伝統を再び取り戻し、クラブ運営を活性化して、新たな仲間をクラブに迎えてゆきたいと思っています。これは会員増強委員会だけが取り組むことではなくて、会員のみなさまひとり一人が自覚して取り組んでいただきたいことと思っています。具体的にどう取り組んでゆくのかは8月30日の会員増強委員会卓話で共有できればと思います。皆様のご協力よろしくお願いいたします。