’24-05-08 会長挨拶 北村 淳

 みなさん、GWはいかがお過ごしされましたでしょうか。GWが明けると行事が目白押しです。今週末から、ひの新選組まつり、ロータリー奉仕デー、シンガポール国際大会と続きます。

 5月は青少年奉仕月間ということで、本日はロータリーの青少年プログラムについてお話しさせていただきます。ロータリーの青少年プログラムとは、国際ロータリー公式の青少年プログラムのことです。全世界で、同じプログラムが実施されています。国際ロータリーの公式ホームページに、青少年プログラムのページがあります。みなさん、ご覧になったことはありますでしょうか?ロータリーのホームページは、随時書き換えられているので、時々見てみることをお勧めします。

 青少年プログラムのページには、このように書かれています。

「ロータリーは、次世代のリーダーを育てることの大切さを信じています。私たちのプログラムは、教育の機会を広げ、若い世代のリーダーがリーダーシップのスキルを身につけ、奉仕の価値観を学べるよう応援します。」

 そして次の4つのプログラムが掲載されています。

 *インターアクトクラブ:12~18歳の人たちが集まるインターアクトクラブ

 *ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA):RYLAは、若い人たちが楽しみながら新しいスキルと自信を身につけることを目指すリーダーシップ養成プログラムです。昨年の10月18日の会長挨拶で、RYLA2023についてご説明させていだたきました。今年度は、夛田凜さんがRYLAに参加しました。

 *ロータリー青少年交換:15~19歳の学生が、外国語や異文化を学びながら、世界市民としての自覚を養うことのできるプログラムです。平和の実現を目指して国際理解を促し、若者一人ひとりの育成を支援します。

 *新世代交換:新世代交換は、30歳までの大学生と社会人を対象とした短期の交換プログラムです。

 以前は、ローターアクトクラブも青少年プログラムの一つに入っていましたが、数年前からプログラムから外れ、ロータリークラブとローターアクトクラブが同等に近い扱いとなりました。そのため、国際ロータリーでもRCとRACの立ち位置の明確化という課題はあるようです。

 第2750地区では、3年程前からロータリーファミリー支援委員会というのが出来まして、ロータリの青少年プログラムの修了者や、ロータリー財団のプログラムの修了者、米山奨学生など、プログラムを終わりっ放しにするのは

‘もったいない’ということで、ロータリー関係のプログラムを修了した人たちを繋ぐための取り組みを進めています。

 日野クラブでは、昨年度に終了してしまったのですが、ブリティッシュヒルズ中学生国内留学事業を20年近く開催していました。このプログラムは、日野市内の中学生20名を対象として、年末に2泊3日で福島県のブリティッシュヒルズという研修施設で英語漬けの日々を過ごし、帰国してから報告会で英語でスピーチをするというプログラムでした。その後、このプログラムを終了した中から、高校生になって、ロータリー青少年交換に参加する生徒が現れます。そしてその後、ローターアクトクラブに入るという流れがありました。ローターアクトクラブでは、ブリティッシュヒルズ中学生国内留学事業のオリエンテーションの部分を担当していました。これらのプログラムが合わさり、ブリティッシュヒルズ中学生国内留学事業→ロータリー青少年交換→ローターアクトクラブという一連の流れがありました。今度6月19日に、この一連の流れを体験した元東京日野ローターアクトクラブの田嶋涼一さんに、卓話に来ていただきます。田嶋さんはその後、ロータリークラブに入会して、今年度は地区幹事を務めています。

 ロータリーには既に様々なプログラムが用意されていますので、どんなプログラムがあるのかを知っておいて、適任の人がいればご紹介いただければと思います。ちなみにこれは、今年度のロータリー青少年交換プログラムの案内です。ご覧ください。