’24-06-26 会長挨拶 北村 淳

1,感謝の言葉

 2023-24年度の最終例会ということで、ついにこの日がやってきました。1年間、皆様のご協力がありここまで過ごすことができました。本当にありがとうございます。1年間、いろいろなことがありました。そして私自身もいろいろなことを体験させていただきました。ロータリーがなかったらこのような体験はできなかったと思います。このような1年間を無事に過ごすことが出来、それを支えていただいた皆様に、先ずは感謝の言葉から述べたいと思います。

 会長幹事として、会長の業務を支え、クラブ全体を見渡し、クラブの潤滑油のような役割を果たしてくれた伊東秀章幹事に先ず感謝の意を表したいと思います。3ヶ月に1度の議会の時は例会に出られないなどありましたが、それ以外の時は熱心に幹事職を務めていただきました。

 石場裕美委員長には例会向上委員会をまとめていただきました。今年度から例会場が桃源院となり、慣れない会場でいろいろご苦労があったと思います。例会向上委員の皆様と例会場の設営に努めていただきました。毎回の例会準備に感謝しております。また毎回のお食事にも工夫をしていただき、毎回の食事が楽しみでもありました。例会向上委員長は幹事に次いで責任の大きな業務ですので、1年間の例会運営、大変にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

 出席奨励委員会の柴田健介委員長には、毎回の出席報告と出席率を上げる工夫をしていただきました。後ほど100%出席の発表もよろしくお願いいたします。

 プログラム委員会の田中くに子委員長には、プログラムを考えていただきました。今年は目玉卓話を設定して、オープン例会として多くの人をお呼びすることが出来ました。ロータリーの活動が少しでも多くの人に広がったのではないかと思います。卓話候補者のリストも出来ましたので、次年度以降ご活用いただけたらと思います。

 クラブ強化委員会では阿野正揮委員長にご活躍いただきました。年度の前半にクラブ内での研修を6回シリーズで行いました。会員の中で多少はロータリーの知識が共有できたのではと思います。

 親睦委員会では、図子久雄委員長に大活躍いただきました。まだ入会年月が浅くてロータリーのことが未だよく分かっていないかも知れませんが、もう既に立派なロータリアンです。「親睦」と「奉仕」がロータリークラブの2大看板です。今年は図子委員長のお陰で、親睦が図られたと思っています。ありがとうございます。本日も最後までよろしくお願いいたします。

 公共イメージ・会報委員会では、山口徹雄委員長にHPの管理をしていただきました。本来であれば今年度にHPを刷新して遠藤年度から新しいHPと思っていたのですが、次年度もう少し検討して今時のHPを作って行ければと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

 会員増強委員会の疋田久武委員長には2月21日の地域交流会開催で大変ご尽力をいただきました。日野市長を始め多くのゲストの方にお越しいただきました。次年度に繋がる活動になったと思います。

 Bの奉仕プロジェクト部門の森原豊委員長には奉仕部門の4つの委員会をまとめていただき、ありがとうございます。新たな奉仕事業の開拓ができるクラブ体質になることが課題の一つと思いました。

 職業奉仕委員会の吉田宇秀委員長には、明星大学経済学部の講義をまとめていただいたのと、1月の職業奉仕月間での、地区職業奉仕委員長の卓話、その後の職業奉仕ワークショップで大活躍していただきました。私自身もロータリーの職業奉仕に対する理解が進みました。ありがとうございます。

 社会奉仕委員会の岩田和頼委員長には、初めての役職にも関わらず、クラブとして重要な奉仕事業の運営に関わっていただきました。お陰様で滞りなく社会奉仕活動が実施出来ました。

 国際奉仕委員会の小倉裕美委員長には、国際奉仕プロジェクトの検討を行なっていただきました。国際奉仕はクラブの課題の一つでもありますので、引き続きの検討をお願いします。

 青少年奉仕委員会の高城秀一委員長も、初めての役職でクラブでの動きがよく分からなかったこともあったかと思いますが、日野市軟式野球連盟の開会式などに対応していただきました。

 前年度会長の松浦信平パスト会長には、ロータリー財団委員長として、また会計として、さらには定款細則検討委員長として、多方面でご活躍いただきました。次年度はゆっくりとできるのではないでしょうか。

 創立60周年委員会の横倉利夫委員長には、何回か委員会を開いていただき、創立60周年記念事業の話が進んできております。新しいことを取り組むと言う点で、最も活発に活動した委員会であったと思います。引き続き次年度以降もよろしくお願いいたします。

 ローターアクト委員会の山下まんぼぅ委員長には、ローターアクトの議論を進めていただきました。2回の卓話と先週の田嶋さんの卓話でローターアクトの現状などが共有できたのではないかと思います。次のステップとして、どうしたらローターアクトを復活できるのかを検討していってゆけたらと思っています。

 クラブ奉仕委員会の遠藤力委員長には、毎月のA炉辺を開催していただくと同時に、会長エレクトとして次年度の活動計画を作成していただいております。来週から始まる次年度に期待しております。

 今お名前を申し上げなかった会員の皆様も、それぞれの委員会に所属して委員会活動を行なっていただきました。皆さんの活動に感謝を申し上げます。

 あと、忘れてはならないのが事務局のお二人です。八幡智恵子さんと岩田美和子さんです。クラブ活動がスムーズに運営できているのも事務局が大量の情報の整理をしてくれているお陰です。このお二人がいなかったらクラブのスムーズな運営ができませんでした。1年間無事に過ごせたのも事務局のお二人のお陰です。1年間どうもありがとうございました。

2,会長職の流れ

 思い返せば、会長をすることが決まったのが今から3年半前になります。日野クラブの細則では会長候補者は、会長を務める2年半前に年次総会で決まることになっています。会長をすることが決まった翌年にBの奉仕プロジェクト部門の委員長を務め、その翌年にAのクラブ奉仕部門の委員長を務めてから、その翌年に会長職を務めることになります。これは良いシステムと思っていまして、いきなり会長をやるのではなく、十分な準備期間を持って、会長を務める心の準備をすることができます。私も会長をすることが決まってからは緊張感を持って日々を過ごしておりました。会長を務める半年前の年次総会で理事会メンバーが決まります。そして次年度理事会がスタートしました。実際にはここから会長の職務が始まっています。細則に、会長エレクトは、委員会委員長を任命し、次年度クラブ協議会を開催しなければならない。とあり、またそれぞれの委員会は会長エレクトの指導のもと、各年度の開始までに、具体的な委託任務、奨励事項、明確な目標および活動計画を策定する。とあります。これらをきっちりと守り実行してゆくことを心掛けました。活動計画書がきっちりと出来上がれば会長職の半分は終わったようなもので、あとは活動計画書通りに日々が流れてゆくと思っていました。実際にはほぼ活動計画書のように年間の事業が進んだのではないかと思っております。年度が始まる前に、活動計画書の通りにはいかない”まさか”のことが起こるのがロータリーだと言うことも聞いていたので、そんな予期せぬ出来事が起こったのも計画の範囲だったのではないかと思っています。予期せぬ出来事とは、阿野会員が突然退会したことと、事務局内にネズミが発生して引越しを余儀なくされたことの2点です。

3,会長所信ふりかえり

 2023-24年度の初めに会長所信を発表させていただきました。松浦年度のIMで「10年後の我がクラブ」の動画を作成しました。その「10年後の我がクラブ」では、老若男女の多様な会員が集まる活気あふれるクラブ像が描かれていました。そのビジョンの実現に向かってできることを一年一年一つ一つ実行してゆきたいと思います。と書かせていただきました。

 そして、その実現のため、本年は下記3つのステップを繰り返し実行してゆきます。と書いています。

ステップ1:ロータリーを知る(会長挨拶、R情報、研修会、炉辺)

ステップ2:ロータリーを伝える(HP、週報、SNS、オープン例会、奉仕活動)

ステップ3:新たしい仲間を増やす(会員増強、他団体との連携、RAC)

 この1年間、宮崎ガバナーの「行動しなけりゃ 意味ないね!!」の元、この3つのステップを意識してクラブ運営をしてきました。

4,実現出来たこと、できなかったこと

 この1年間で、どのようなことが実現できて、どのようなことが実現できなかったのかを見てみたいと思います。

実現できた項目は下記の事柄です。

 *毎回の例会の会長挨拶では、なるべくロータリーの知識を伝えることを心がけました。

 *クラブ研修会は阿野委員長が主となって前期に6回開催しました。

 *例会前後の時間を活用して効果的に炉辺を開催してもらいました。

 *定款細則を変更しました。

 *毎回の例会ごとの週報をつくりました。HPに掲載しています。後ほど披露します。

 *クラブFacebookへの投稿をしました。

 *オープン例会を3回開催しました。

 *新しく新選組隊士パレードに参加しました。

 *こどもへのまなざし、ひの社会教育センター、光の家などと連携しました。

 *60周年実行委員会の活動が始まりました。

実現できなかった項目は下記の事柄です。

 *新入会員の増強ができませんでした。

 *My Rotaryの登録が進みませんでした。

 *地区の新会員オリエンテーションの参加が少なかった。

 *新しいクラブHPの更新ができませんでした。

5,3回クラブ会長幹事会での表彰

 先週の6月21日に今年度最後のクラブ会長幹事会がありました。最後のクラブ会長幹事会ということで、ガバナーからの表彰がありました。我がクラブは「ロータリー財団寄付三部門達成クラブ」の表彰状と「インターンシップ協力クラブ」の感謝状をいただきました。地区内全部で300位の表彰状を出しているので、多いクラブは6,7枚の表彰状をもらっています。日野クラブももっと貰える可能性はあるので、クラブを挙げて取り組んでゆくことが大切と思いました。

6,会長をしてみての感想

 クラブ会長を務めると、クラブ内のことだけではなく、クラブを代表して様々な行事に参列することになります。ひのよさこい祭り、ひの新選組まつり、ひの産業まつりの開会式であったり、日野市少年軟式野球連盟の大会の開会式、閉会式や日野消防少年団の入卒団式に出席したり、日野警察署の武道始式に出席したり、日野青年会議所、日野市商工会、日野市消防四団体の賀詞交換会に出席したり、高幡不動尊の豆まき式だったり、今年は日野市市政60周年の記念式典もありました。ロータリーでは八王子RCと飛火野RCへの表敬訪問もありますし、ガバナー公式訪問の護摩焚きもありました。クラブ内では基本的に全ての委員会炉辺に参加のお声が掛かります。こんな感じで1年間に集中していろいろな行事に参加させていただきました。ロータリーの出席率は少なく見積もっても200%は超えています。普段は経験出来ないようなことを、いろいろと体験させていただきました。忙しくも、充実した1年間だったと思います。

7,今後の課題

 先般の第3回クラブ協議会で、今年度は夜の炉辺が少なかったのではとの意見が出ました。「親睦」と「奉仕」を再度見直して、楽しくロータリーライフを送れるクラブとすることも大切だと思いました。

 RIではDEIということも言っています。居心地の良いクラブづくり、についても考えてゆきたいと思います。

 新しい奉仕事業を生み出すことも課題の一つと言えそうです。

 そしてその「親睦」と「奉仕」の結果として、会員増強にも繋がればと思います。

8,60周年に向けて

 森原年度の4月には日野クラブ創立60周年記念式典を行う予定です。あと2年を切りました。目玉となる奉仕事業も必要ですし、60周年に向けてどう盛り上がって行くかも大切なことです。クラブ全体として一丸となってこの事業に取り組んでゆけたらと思っています。

 最後になりますが、この1年間、会長として多様な内容をこなしながら走って来ました。そして無事に今日の最終例会を迎えることが出来ました。重ね重ね皆様にお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。