先週11月3日(文化の日)にひの煉瓦ホール・大ホールで開催されました「日野市市制施行六十周年記念式典」に出席してきました。市制施行は昭和38年(1963年)11月3日となります。式場では大坪市長、古賀議長、副市長、教育長が出席者一人ひとりに対してお出迎えをされていました。
ありがとう60年 誠のこころで これからも、と書かれたロゴマークが日野市をよく表しています。
日野市市制施行60周年記念誌が出来ていて、これを見ると現在の日野市の姿が良く表されているなと思いました。東京でありながらなんかホッとする街を深掘りしてゆくという構成で編集されています。日野市というと多摩川・浅川や丘陵地で囲まれ、暮らしのそばに豊かに自然があります。歴史の視点に立つと新撰組ゆかりの地ということで日野宿本陣や高幡不動尊など歴史的建造物も残っています。日野市のお祭りとしては、ひの新撰組まつりを始め、ひのよさこい祭、たかはたもみじ灯路、日野市産業まつりなどがあります。日野の自然としては、湧き水の流れる黒川清流公園、田んぼも用水路もあるよそう森公園、丘陵地の雑木林、川沿いのサイクリングロード、日野産野菜などがあります。のんびり遊べる場所としては、動物と昆虫を展示する多摩動物公園や、京王あそびの森HUGHUG<ハグハグ>や京王レールランドがあります。観光名所としては、高幡不動尊を始め、百草園、日野宿本陣、ふれあい橋、小島善太郎記念館があります。と日野市の主な名所が紹介されています。
それとともに日野地域未来ビジョン2030も紹介されていました。これは2023年3月31日に策定されたもので、2030年に咲く花(こうなったらいいなという日野の理想)を描きながら、それぞれのヒノタネ(2030年に向けてのアクション)を育てあうことで、花がたくさん咲く地域を目指す参加型プロジェクトです。スローガンは「しあわせのタネを育てあう日野」。立場や世代を超えて日野市に関わるすべての人と、未来の日野へ向かうための問いを分かちあい、共に考え続け”タネ”を育てあい、2030年の日野にたくさんの花を咲かせたい、という思いです。この未来ビジョンは、29の花、17の問い、5つの行動指針で構成されています。5つの行動指針を紹介します。1,未知を面白がる、2,自分らしく働き続けられる、3,次の世代につなげる、4,ごちゃまぜの場を増やす、5,自分たちでつくる、となっています。詳しい内容は日野市のホームページに掲載されていますのでご覧ください。
東京日野ロータリークラブもまもなく60周年を迎えます。この日野市の60周年記念の取り組みをクラブの60周年に生かして行ければと思いました。