報告の固定ページ

’24-02-07 会長挨拶 北村淳

 先週の2月3日は高幡不動尊の節分会の豆撒式に参加してきました。当日は雲ひとつない青空で、裃を着て、護摩修行を行い、豆を撒いて、清々しい気持ちで新しい年のスタートを感じられる一日でした。そして昨日は雪の積もっている中、御茶ノ水まで行きロータリー財団セミナーに参加してきました。2020年からロータリーの7つの重点分野に環境が加わったので、そのお話でした。1月に年が明けてから各団体の新年会などがありロータリー関係の行事がずっと続いている感じです。

 先月の1月は職業奉仕月間ということで、集中的に職業奉仕について考える機会が持てたのではないでしょうか。職業奉仕のひとつとして若い人に自分の職業の知識やスキルを伝えるというのがありました。そこで自分がどのようにして仕事を覚えていったのかを思い起こしてみました。私の場合は建築設計事務所に弟子入りしてそこで仕事をしながら実務を覚えていったという記憶があります。「門前の小僧習わぬ経を読む」ということわざを思い出しました。(寺の門前で遊んでいる小僧でも、いつも見聞きをしていれば、習わない経が読めるようになるように)繰り返し見聞きできる環境におけば、自然とその知識がつくようになるものであるということ。という意味です。そのような環境に身をおけばその環境に適応したものが自然と身についてゆくという事だと思います。

 ロータリーの例会もこれと似たような環境を提供しているのだなと感じました。毎回例会にて四つのテストを唱和して、ロータリー関連の話を聞き、ロータリーを実践している仲間と語りあう。こんな環境に身を置けば、門前の小僧のように自然とロータリーが身についてくるのかなと思いました。例会は毎回ロータリーに接して一人ひとりが高潔性と高い倫理基準で日々の業務をおこなうことを思い出させてくれる場だと思いました。今日も一日ロータリーを推進して行きましょう。

’24-02-07 幹事報告

①2月のロータリーレートは、147円です。

ガバナー月信2月号が届いております。

東京八王子RC、東京多摩ロータリークラブ、東京i シティロータリークラブより、3月の例会案内が届いております。

④先週の例会でもご案内しておりますが、2024年2月26日・27日開催の地区大会について、追加で申し込みが可能とのことです。ご希望の方は、2月14日までに事務局までご連絡をお願いいたします。

’24-02-07 ニコニコ

北村会長
まんぼぅ会員 卓話よろしくお願いします。

吉田会員
山下さん、卓話楽しみにしてます!「職業奉仕を考える若人の会(仮)」(いえ、単なる2次会のカッコつけ)の色々で多めにニコニコします!

まんぼぅ会員
先日の夜間例会の2次会 佐保さん、ごちそうになりました~!

’24-01-31 会長挨拶 北村淳

 今月1月は職業奉仕月間でした。1月17日に地区職業奉仕委員長の卓話があり、1月24日に職業奉仕についてのグループディスカッションがありました。会員一人一人が職業奉仕について考えを巡らせたのではないかと思います。本日は最終回ですのでこれまでの気づきを発表していただいてさらに職業奉仕についての考えを深めていただけたらと思います。私も「私の考える職業奉仕」について考えさせていただきましたので発表させていただきます。

 私は建築士という職業分類で入会させていただいております。資格としては一級建築士を持っていて、住宅やビルの設計監理を主な業務として行っています。施主のどんな建築をつくりたいのかの要望を聞き、内容を整理して建築物を設計してゆきます。そこには施主の要望以外に敷地や近隣、予算や法規制などの問題が関わってきます。それらを全てクリアして設計図書をまとめます。建築物も日々技術が進化していますので、その時代にあった設計をしてゆく必要があります。そのためには日々研鑽を積みその時々の施主の要望に応えられるようにしています。

 建築士の資格を維持するには3年に1度の定期講習を受けなければなりません。丁度今年がその年で定期講習のテキストの中に建築士の職業倫理というページがあります。2005年に発覚した構造計算偽装事件の後、翌年建築士法が改正され第2条の2(職責)と第21条の4(信用失墜行為の禁止)という項目が追加されました。

 (職責)第2条の2 建築士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、建築物の質の向上に寄与するように、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。
 (信用失墜行為の禁止)第21条の4 建築士は、建築士の信用または品位を害するような行為をしてはならない。

 ロータリーでは既に高潔性と高い倫理基準で職業奉仕を行うことになっています。日本には「三方よし」の考え方があったので、高潔性と高い倫理基準は当たり前のことと思っていましたが、より良い社会にするために、ロータリーを通じてこの職業奉仕の考えを広め、社会で共有してゆかないとならないのだと思いました。

’24-01-31 ニコニコ

北村会長
黄さんようこそ。職業奉仕月間、みなさんよろしくお願いします。

小倉会員
今日の午前中に、㈱アコス、㈱アコスシステムの株式を、一部上場の前田建設の子会社のFBSに売却しました。㈱アコスの組織は、いままでどおりです。

森原会員
久しぶりの夜間例会も良いですね。次年度は少し増やしてください。お願いします。

横倉会員
職業奉仕例会 楽しみましょう。おひさしぶりです。宜しく!

小島会員
1月も今日で終わり。日々大切に過ごし70代を満喫したいです。会長、幹事御苦労様です。

西山会員
すみません。飲み会モードで来場してしまいました。

吉田会員
やったー!職業奉仕委員長の仕事は。。。。。あああまだ社会奉仕副委員長の仕事が。。。

 

 

’24-01-24 会長挨拶北村淳

 先週の地区職業奉仕委員長の卓話はいかがでしたでしょうか?会員ひとりひとりがそれぞれの職業に就ているので、それぞれの職業ごとに高潔性と高い倫理基準があるのではと思います。本日は具体的にそれらをどう実践しているのかなどを共有していただければと思います。各グループでのディスカッションをよろしくお願いいたします。

 私からはクラブで出来る職業奉仕について幾つかの事例を紹介したいと思います。クラブは職業を持っていないので職業奉仕は出来ない、と言う人がいますが、そうではありません。クラブには個人だけでは出来ない職業奉仕があります。いくつかの事例を見てゆきたいと思います。

*職業奉仕月間で職業奉仕を考える
 :今まさに実践しているところです、やり方はいろいとあるかと思います。今年はそれぞれの職業奉仕を深掘りしてみる企画としました。

*各会員が互いの職業について学び合う
 :各会員が自分の職業についての卓話を行う。他の会員の職業についての理解を深める。意見交換をする。

*職場見学
 :職業奉仕の定番(?)、これまでクリーンセンターや学校、病院などの見学を行いました

*若い人への職業情報
 :若い人にさまざまな職業の内容を伝え、職業選択の参考にしてもらう、(進路指導は学校で行う)

*職業奉仕賞の贈呈
 :職業奉仕賞を贈り職業奉仕への意欲を讃える

*職業セミナー
 :職業上の知識や経験・体験談を伝える、明星大学の授業など

*事例研究
 :具体的な職業上の事例を元に皆で話し合いを持つ

*NPOとパートナーシップ
 :専門家としてアドバイスなど

*職業分類表の見直し
 :職業分類表を時代のニーズに合わせる、当クラブではクラブ強化委員会が担当

*国際的レベルでの職業奉仕
 :ロータリーの職業研修チーム(VTT)

など、他にも可能性はあると思います。

 職業奉仕は基本的には個人個人が行うもの(I serve)ですが、各人の職業スキルを奉仕に生かして、クラブとしてはこのような職業奉仕が出来るのではないかと思います。今後とも様々なアイディアを検討し、会員の職業上の手腕を発揮できるようなプロジェクトを開発してゆきましょう。

’24-01-24 ニコニコ

北村会長
本日は職業奉仕のグループディスカッションを行います。みなさまよろしくお願いします。

遠藤会員
職業奉仕ワークショップ楽しみですね。インフルエンザ流行しています。     
お体に気を付けてお過ごしください。

 

’24-01-17 会長挨拶 北村淳

 1月は職業奉仕月間ということで、今週から3週に渡って職業奉仕関連の例会を開催いたします。第1回目の今日は地区職業奉仕委員会から梅澤委員長にお越しいただきまして「人にはそれぞれの職業奉仕」ということでお話をいただきます。第2回目の来週は「人にはそれぞれの職業奉仕」の卓話を元に「私の職業奉仕」をテーマにグループディスカッションを行います。そして第3回目で各グループの発表を行うという流れです。詳しい内容は吉田職業奉仕委員長から説明があるかと思います。

 私からは「ロータリーの目的」を職業奉仕の視点から見てみたいと思います。皆さんご存知の「ロータリーの目的」ですが、ロータリーの金看板である職業奉仕のことが書いてあります。活動計画書をお持ちの方は最初のページをご覧ください。

 ”ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理想を奨励し、これを育むことにある。”

この”意義ある事業”を皆さんの職業である事業に置き換えてみると分かりやすです。

 ”ロータリーの目的は、皆さんの事業の基礎として奉仕の理想を奨励し、これを育むことにある。”

具体的に次の4項を奨励することにある、とあります。

 第1  知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること;

この項は顧客を広めることによって職業奉仕の機会とすることと読めます。顧客が多くなれば自ずと職業奉仕の機会も増えてゆきます。

 第2項が一般的に職業奉仕の土台と言われており、3つのことが書かれています。

 *職業上の高い倫理基準を保つこと

 *役立つ仕事はすべて価値あるものと認識すること

 *社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものとすること

この3つです。ロータリーでは、高潔性と高い倫理基準が重視されています。その中でロータリアンによって生み出されたのが、「四つのテスト」と「ロータリアンの行動規範」の2つで、職場や生活のあらゆる場面で倫理的行動を実践するための指針となっています。「四つのテスト」は皆さんご存知です。「ロータリアンの行動規範」は、ロータリアンとして、私は以下のように行動する。ということが書かれています。

 第3 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること;とあります。ここで重要なのは、個人として、日々、実践する、(I serve)というところです。

ロータリーの創始者ポール・ハリスは、その自伝「ロータリーへの私の道」の中で「ロータリーの会員は、そのひとりひとりが、自分の職業とロータリーの理想とを結ぶ環である」と書いています。クラブ会員は自己の職業の代表者としてロータリークラブに入会したのですから、同僚ロータリアンに対しては自己の職業の代表者となり、ロータリアン以外の人、特に職業上の知己に対してはロータリーの精神を代表する責務を負います。この二つの責務が職業奉仕の基盤となります。このように考えると、ロータリーの他の奉仕部門がクラブ会員全員による協力活動(We serve)を強調しているのに対して、職業奉仕はロータリアンひとりひとりが職業に携わっている中で自ら奉仕する(I serve)ことを主として強調しています。多くの奉仕団体がWe serveであるのに対して、ロータリーはI serveを基盤としているところが大きな特徴となっています。

 第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

ロータリーは国際的な組織ですから、ロータリー財団を通じての職業奉仕プログラムがいくつかあります。ロータリーの職業研修チーム(VTT)などです。

 このように「ロータリーの目的」を職業奉仕の視点から見てみると、ロータリーの職業奉仕の目指しているものが見えてくると思います。職業奉仕は一人一人が高潔性と高い倫理基準を持って日々実践してゆくものです。本日の地区委員長のお話と合わせて一人一人が考えを深めていただければと思います。

 次回来週は、クラブで行う職業奉仕について見てゆきたいと思います。