’24-02-21 会長挨拶北村淳

 みなさん、こんばんは。今日はようこそロータリークラブにお越しくださいました。

 ロータリークラブは1905年にシカゴで誕生しました。当時20世紀初頭のシカゴの街は、著しい社会経済の発展の陰で、商業道徳の欠如が目立つようになっていました。

 ちょうどそのころ、ここに事務所を構えていた青年弁護士ポール・ハリスはこの風潮に堪えかね、友人3人と語らって、お互いに信頼のできる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたい、という趣旨でロータリークラブという会合を考えました。

 それから約120年が経ちました。当時は「友情」と「ビジネス」で始まった会合ですが、今ではそれが発展して「親睦」と「奉仕」になっています。毎年1月は職業奉仕月間として、一人一人が自分の職業を通しての奉仕を考える機会となっています。またロータリーにはポリオプラス、ロータリー平和フェロー、青少年交換などの素晴らしいプログラムがあります。日野市内では、ひの新撰組まつり隊士コンテスト、多摩川・浅川クリーン作戦、イオンモール前でフードドライブ、などの奉仕事業を行なっています。

 ロータリークラブの活動を通して、新しい仲間と知り合い、日野の街をより良くしてゆくために、同じ志を持った仲間とともに活動の輪を広げてゆきたいと思っています。ロータリー入会は成長の機会とも言われています。先ほど「親睦」と「奉仕」と申しましたが、クラブでの活動を通して「人間的成長」と「職業的成長」ができる環境が整っています。この地域交流会をきっかけにぜひ一緒に活動できることを願っています。今日は1日よろしくお願いいたします。