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’24-02-14 会長挨拶 北村淳

 2月は平和と紛争予防紛争解決月間です。近頃は世界で紛争が頻発しています。2022年2月からのロシアのウクライナ侵攻、2023年10月からはパレスチナとハマスの武力衝突、いまだに続いています。アジアでも中国と台湾、北朝鮮と韓国など紛争の気配があります。ロータリーの究極の目標は世界平和を目指しています。ちょうど私がロータリーに入会した年度、2012-13年度RI会長の田中作次さんは「奉仕を通じて平和を」というテーマを掲げておられました。先々週ロータリー財団のセミナーに出席しまして「ロータリー平和フェローシップ」について聞いて来たので皆さんと共有したいと思います。

 「ロータリー平和フェローシップ」というロータリー財団のプログラムがあります。ポールハリス没後50年を記念して構想され、2002年に始動しました。毎年最大130名の学生が、平和と開発に関する研究を行うため、全額支給のフェローシップ(奨学金)を受けることができます。フェローシップは、修士号取得プログラム(50名)と専門能力開発修了証取得プログラム(80名)があります。世界に7か所の平和センターがあります。修士号プログラムの期間は15~24か月で日本の国際基督教大学(ICU)もその一つとなっています。現在、1,700名を超える平和フェローシップ学友が、115カ国以上で、政府や非政府組織、教育、研究、警察、軍隊、平和構築に取り組む国際組織でリーダーとして活躍しています。

 ロータリーは経済平和研究所ともパートナーシップを結んでいます。ここでは積極的平和と消極的平和を考えています。「消極的平和」が通常、暴力がない状態と定義される一方、「積極的平和」は、より平和な社会をもたらす根本的な条件、すなわち優れたガバナンス、必要なサービスへのアクセス、健全なビジネス環境、人権の尊重などに着目しています。

 このような素晴らしいプログラムがあるにも関わらず、平和フェローになった日本人の数は38名、全体の3%です。この数をもっと増やしてゆきたいという願いがあります。国際基督教大学(ICU)の平和センターは東京、神奈川、埼玉、千葉の6地区のホストエリア体制で運営されています。現在のホストエリアコーディネータは飛火野RCの水野功さんがされていて、次が今ガバナーの宮崎陽市郎さんとなるそうです。意外と身近なところにロータリー平和センターがありますので、これを機会に関心を持っていただければと思います。

’24-02-14 ニコニコ

北村会長
石場さん、本日の暦の卓話よろしくお願いします。

阿野会員
いつも当院御本尊への献花を賜り、感謝申し上げます。本日の卓話楽しみにしております。

まんぼぅ会員
2/10(土)西山さんにつれられて、初めてのラグビー観戦に行ってきました。とても楽しい想い出になりました。また行きましょう!

西山会員
ラグビークロスボーダーマッチ、スピアーズ対チーフス山下さんと観戦してきました。興味のある方是非次回ご一緒しましょう

遠藤会員
先日は、誕生日プレゼントのお花、ありがとうございました。本日は石場先生、お手柔らかにお願いします。

’24-02-07 会長挨拶 北村淳

 先週の2月3日は高幡不動尊の節分会の豆撒式に参加してきました。当日は雲ひとつない青空で、裃を着て、護摩修行を行い、豆を撒いて、清々しい気持ちで新しい年のスタートを感じられる一日でした。そして昨日は雪の積もっている中、御茶ノ水まで行きロータリー財団セミナーに参加してきました。2020年からロータリーの7つの重点分野に環境が加わったので、そのお話でした。1月に年が明けてから各団体の新年会などがありロータリー関係の行事がずっと続いている感じです。

 先月の1月は職業奉仕月間ということで、集中的に職業奉仕について考える機会が持てたのではないでしょうか。職業奉仕のひとつとして若い人に自分の職業の知識やスキルを伝えるというのがありました。そこで自分がどのようにして仕事を覚えていったのかを思い起こしてみました。私の場合は建築設計事務所に弟子入りしてそこで仕事をしながら実務を覚えていったという記憶があります。「門前の小僧習わぬ経を読む」ということわざを思い出しました。(寺の門前で遊んでいる小僧でも、いつも見聞きをしていれば、習わない経が読めるようになるように)繰り返し見聞きできる環境におけば、自然とその知識がつくようになるものであるということ。という意味です。そのような環境に身をおけばその環境に適応したものが自然と身についてゆくという事だと思います。

 ロータリーの例会もこれと似たような環境を提供しているのだなと感じました。毎回例会にて四つのテストを唱和して、ロータリー関連の話を聞き、ロータリーを実践している仲間と語りあう。こんな環境に身を置けば、門前の小僧のように自然とロータリーが身についてくるのかなと思いました。例会は毎回ロータリーに接して一人ひとりが高潔性と高い倫理基準で日々の業務をおこなうことを思い出させてくれる場だと思いました。今日も一日ロータリーを推進して行きましょう。

’24-02-07 幹事報告

①2月のロータリーレートは、147円です。

ガバナー月信2月号が届いております。

東京八王子RC、東京多摩ロータリークラブ、東京i シティロータリークラブより、3月の例会案内が届いております。

④先週の例会でもご案内しておりますが、2024年2月26日・27日開催の地区大会について、追加で申し込みが可能とのことです。ご希望の方は、2月14日までに事務局までご連絡をお願いいたします。

’24-02-07 ニコニコ

北村会長
まんぼぅ会員 卓話よろしくお願いします。

吉田会員
山下さん、卓話楽しみにしてます!「職業奉仕を考える若人の会(仮)」(いえ、単なる2次会のカッコつけ)の色々で多めにニコニコします!

まんぼぅ会員
先日の夜間例会の2次会 佐保さん、ごちそうになりました~!

’24-01-31 会長挨拶 北村淳

 今月1月は職業奉仕月間でした。1月17日に地区職業奉仕委員長の卓話があり、1月24日に職業奉仕についてのグループディスカッションがありました。会員一人一人が職業奉仕について考えを巡らせたのではないかと思います。本日は最終回ですのでこれまでの気づきを発表していただいてさらに職業奉仕についての考えを深めていただけたらと思います。私も「私の考える職業奉仕」について考えさせていただきましたので発表させていただきます。

 私は建築士という職業分類で入会させていただいております。資格としては一級建築士を持っていて、住宅やビルの設計監理を主な業務として行っています。施主のどんな建築をつくりたいのかの要望を聞き、内容を整理して建築物を設計してゆきます。そこには施主の要望以外に敷地や近隣、予算や法規制などの問題が関わってきます。それらを全てクリアして設計図書をまとめます。建築物も日々技術が進化していますので、その時代にあった設計をしてゆく必要があります。そのためには日々研鑽を積みその時々の施主の要望に応えられるようにしています。

 建築士の資格を維持するには3年に1度の定期講習を受けなければなりません。丁度今年がその年で定期講習のテキストの中に建築士の職業倫理というページがあります。2005年に発覚した構造計算偽装事件の後、翌年建築士法が改正され第2条の2(職責)と第21条の4(信用失墜行為の禁止)という項目が追加されました。

 (職責)第2条の2 建築士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、建築物の質の向上に寄与するように、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。
 (信用失墜行為の禁止)第21条の4 建築士は、建築士の信用または品位を害するような行為をしてはならない。

 ロータリーでは既に高潔性と高い倫理基準で職業奉仕を行うことになっています。日本には「三方よし」の考え方があったので、高潔性と高い倫理基準は当たり前のことと思っていましたが、より良い社会にするために、ロータリーを通じてこの職業奉仕の考えを広め、社会で共有してゆかないとならないのだと思いました。